2024年7月

2024年7月26日

 7月20日(土)・21日(日)と今年はほどよい日程がとれ、清水宗家にご指導をお願いして強化合宿を実施しました。場所は例年通り、滝畑ダムを望む滝畑ふるさとの森文化財センター。兵庫・寝屋川・大阪浪速・河内長野の各支部から初日は25名、二日目が28名、夜の講義18名、宿泊17名の参加でした。初めての参加で清水宗家からの直接のご指導を受ける会員も多く、三段以下の会員を前面にして、二日間正座の部を稽古しました。夜の講義は事前にお伝えしていた三つの質問に答える形式のもので、二時間にわたってたっぷりとお話しされました。講義の後は例によって「大人のミーティング」。今年は大人の中に中学生と高校生が交じりましたが、もちろん飲み物は別です。ミーティングの中では居合に関する質問がいくつか出され、清水宗家が立ち上がって説明されるという盛り上がりようでした。今回の合宿も皆さん大いに得るところがあったことでしょう。私自身も認識し直した点があり、今後の稽古に活かしたいと思っているところです。

2024年7月26日

 7月14日(日)、住吉大社で標題の演武会が行なわれました。参加者人数が限定されていたため、昨年の記述同様、変わりばえのしないメンバーでしたが、大阪浪速支部から川平・紀伊国谷・森田の三名、河内長野支部から安田・峯の二名が霞居合会として参加しました。今年は9団体の参加でそれぞれの居合を見ることができました。ここ数年さまざまな演武会に参加する機会に恵まれ、道場によりそれぞれの理合に基づいた居合を行じているのを見るにつけ、それがどのような理合・想定によっているのかを理解すること、ひるがえって自分たちのそれがどうなのかをあらためて考えるとともに、自分の居合がその理合・想定に正しくそっているかを反省する機会ととらえるべきと考えています。帰途、昨年から気になっていた「創業1531年から」という「昔ながらの小さな味噌屋さん」(HP)に立ち寄って酒の肴に合いそうなものを購入、キュウリやオクラにつけて食べましたが、来年も寄ろうと決めました。が、考えて見れば今年11月の昇段審査会は同じ会場。一年待つ必要がなくなりました。

 私事として昨年記したように今年は仙台に所用があり、昨年ここでご挨拶させていただいた河野百錬伝承会の道場に赴き稽古をさせていただきました。

 

このような写真しか手許になくて・・・

 

2024年7月3日

 さて、三番目に控えしが我が河内長野大会(二番目・一番目は下をご覧下さい)。今年の参加者は昨年より少ないものの、13支部・団体、演武参加者は居合以外も含めて60名を越えました。今年の受賞者は以下のとおりです。

 大会賞:上野佳男剣士(生駒支部・錬士六段)

 敢闘賞:元辻一景(耕山会・六段)・秋山欣二剣士(岸和田支部・五段)

 演武会の後は、「居合は酒で磨く」を実践すべく、昨年から懇親会を持つことにし、今年は酔った後のことを考慮して会場を駅前にしました。会場の設営・準備に当たった人は大変でしたが、盛り上がった交流会になり、熱心に居合を磨いていた人がいたようです。居合という枠や所属組織を越えたこのような交流が末長く続くよう努力していきたいと思います。

2024年7月3日

 続いての演武会が標題の京都旧武徳殿交流演武会。生駒支部の田中支部長の斡旋による昨年からの参加ですが(昨年のいきさつと様子は「侍」35号に田中支部長が投稿されていますのでご覧下さい)、主催が土佐英信流居合術根元會道場、会場が武徳殿ということで、土佐の英信流への関心と会場に対する興味から一も二もなく参加しました。今年は兵庫支部から3名、大阪浪速支部から2名、わが支部からは三名の計八名が一団体として参加しました。今年は私達の組だけで15分の持ち時間を与えられましたので、私の一存でわが支部から太刀打の位を一組入れました。十分な準備をしないまま臨みましたので、その評価ははたしていかばかりであったでしょう。翌日が我が河内長野大会当日でしたので、自分たちの演武が終わり弁当を食べるや、翌日の準備のため慌ただしく会場を後にしました。多くの演武を見ることができなかったのは心残りでした。

2024年7月3日

 ここ数年他組織との交流が増え、全国大会以後演武会が続きます。最初が、5月19日(日)、柏原市立堅上小学校で開催された標題の金山媛神社奉納演武会です。わが霞居合会からは、川平先生をはじめとして、安田・ハンツィカ・峯・大友の五名が参加しました。今回は初参加者が二名で、他組織の演武を見ることにより自分たちの技を再認識させられるいい機会となったようです。演武会の後は場所を移しての交流会。大いに飲み(運転手以外は)語りました。