無双直伝英信流「前」の技演武です(動画再生できます)
啐啄同時
雛が卵の中から殻をコツコツとノックすることを啐(そつ)といい、これに応じて親鶏が外から殻をコツコツつついてやることを啄(たく)するという。啐啄という二字は鶏の雛の孵化する様子から出たもので、このお互いの呼吸がピタリと同時に合うと殻がうまく割れて、丈夫な雛がピヨピヨと誕生するという。師弟間における授受の呼吸の合うことの重要さ、師が弟子を思いやり、弟子が師に応えることのできる純粋な心の大切さを知り、ここに「啐啄同時」が生まれるのである。
この一句は禅家において強調され、ついで一般に教育の要諦として力説されるようになった。又、茶道に於ける主客の間にも大切な教えとされている。決して忘れてならないことは師に対し、又まわりの人達へ感謝するところに、我々がめざす人として真の成長がある。
我々兵庫居合会は「啐啄同時」の一句を要諦として人を思いやり愛情を大切にし、居合道を通じて己の修行を行う団体である。
道場(指導者:川平豊彦)
- 日時: 原則として日曜日
- ※ 時間は場所により異なります。
- 場所:
- (主道場)
- 【青少年センター道場】 芦屋市川西町15-3 9:00 ~ 11:30
- (サブ道場)
- 【神戸市立御影公会堂】 神戸市東灘区御影石町4-4-1 9:00 ~ 11:30
兵庫居合会への入会金/月会費
- 入会金:2,000円
- 会費:一般(大学生・専門学校生含む) 1,000円/回
高校生以下 500円/回
(兵庫居合会へ入会1年後に、希望者には、昇段審査を受審する資格が得られる。)
- 入会金:2,000円(名札・会員証代)年会費別途必要
初心者より高段者に向けて「順・正・速・強・威」の修業目標有り。
- (可)習う好機には進んで修錬の事
- (威初)技業の流れの工夫(遅速、緩急、強弱)
- (威中)初に加えて間の研究
※(初)(中)は威の位に入る段階的なものである。即ち道中。
(威)は、武徳修錬により格調高き風格を培うにある。
技より心に入らねば道にたどりつくことは出来ない。
服装は端整であること。礼式は粗雑、粗略に流れぬこと。姿勢は自然体を心掛けること。態度は真剣で厳正で
あること。技は活力有る動作を心掛け、目付の肝要を理解してること。
体のキレと技の上達が見られること。抜き付け、斬り下ろしが確実で気魄と気勢を旨とすること。
心気力の充実をはかること。即応の動きに対する能力の備えが見られること。手の裡の締まり、緩急の妙を
心得、切れる居合である事。残心を心得、対敵動作の意識を更に高めること。
見学希望者は、事務局に電話およびFAX、E‐Mailにてお問い合わせ下さい。
- 体験者は動きやすい服装(トレーニングウェア等)でお越し下さい。
- 道場内では指導者の指示に従っていただきます。
- Q1. 試合や大会はありますか?
- A. 試合はありませんが、様々な居合大会が年に4回有ります。
- Q2. 小学生でも入会できますか?
- A. 高学年位ならできます。もちろん木刀や模擬刀での稽古となります